News 2000年11月17日 02:44 PM 更新

Pentium 4の箱にDDRマザー,Bluetoothバイオも――COMDEXフォトレポートその2

フォトレポートその2では,新チップセット搭載のマザーボードなどをまとめて紹介する。

 あまりに広い「COMDEX Fall/2000」。フォトレポートその2では,その広大な会場で拾い上げた一部の製品を紹介する。


「USB Pavilion」に出展したIntelブースではPentium 4のリテールパッケージが展示されていた。さすがに意外性のないデザイン。隣のマザーは,NECのUSB2.0ホストコントローラを搭載したもので,2001年早々に出荷されるという。IntelがチップセットにUSB2.0ホストを統合するのは2002年とされる


2枚共用キャプ 発表されたばかりのi815EPチップセット(i815Eからグラフィック機能を省いたもの)を搭載したマザーもいくつか展示されていた。写真はGigabyteのGA-60XE


やはり来年の自作トレンドはDDRメモリか。VIAのPentium III向けDDR対応チップセット「Apollo Pro266」を搭載したマザーがほとんどの台湾メーカーから出展されていた。間もなく日本でも入手できるようになるだろう。これはAOpenの「AX37 Plus」


ATIは「TV WONDER USB」のデモを行なっていた。「ALL-IN-WONDER」シリーズのTVチューナーとMPEGキャプチャー機能をUSB接続の外付けモジュールに収めたもの。同様の製品はNECなどが発売しているだけで数が少なく,既存のビデオカードをそのまま生かしたいユーザーにはいい解決策だ。ただしUSB接続なのでビットレートは制限されそう


“見えそうで見えない”Bluetooth関連製品は,今回も日本のイベントで紹介された以上のものは少なかった。これはソニーが出展した“Bluetooth バイオ”。バイオC1のディスプレイカバー上部にBluetoothモジュールを搭載したものだが,動作はしない。「ソニーも本格的にBluetoothに取り組むという姿勢」を表したものだという。しかしバイオC1のディスプレイ上部というのは,シリコンジュークボックスやBluetoothなど,色々なものが取り付けられてきた。そろそろ製品化されたものを見たい

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[小林伸也, ITmedia]

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