News 2000年12月13日　10:46 PM 更新

Palm，Samsungとスマートフォンの開発で提携

PalmはSamsungにPalm OSをライセンス供与したと発表した。2001年第2四半期に北米でPalm OS搭載のスマートフォンが出荷される見込み。

　米Palm Inc.は12月12日（現地時間），韓国のSamsung ElectronicsにPalm OSをライセンス供与したと発表した。これによりSamsungは，Palm OSを搭載したCDMAベースのスマートフォンを開発する計画。2001年第2四半期に最初の製品が北米市場に投入される見込みだ。Samsungは，米国市場トップのシェアを持つCDMA端末メーカー。現在もWebブラウズやスケジュール管理機能を備えたスマートフォンを出荷している。


Samsungが米国で出荷しているCDMAベースのスマートフォン
　今回の提携についてSamsung上級副社長のPeter Skarzynski氏は，「多くのユーザーが，個人情報を管理したり仕事で利用するために高機能なスマートフォンを望んでいる。われわれが開発するPalm OS搭載スマートフォンは，PDAとしてのあらゆる機能を備えるだろう」とコメントしている。Palmによれば，Samsungのスマートフォンでは，あらゆるPalm OSベースのアプリケーションが利用できるという。

　なおPalmは，米MotorolaやフィンランドのNokiaともスマートフォンの開発で提携している。


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