News | 2000年12月21日 08:13 PM 更新 |
松下電器産業は12月21日,BSチューナー内蔵の液晶デジタルTV「デジタルT(タウ)」を発表した。DVDプレーヤーやインターネットアクセス機能も付いており,まさに機能てんこ盛りといった感じだが,その分,正式名称は「インターネット液晶BSデジタルテレビ(DVD内蔵)」とかなり長くなっている。
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機能てんこ盛りの「デジタルT(タウ)」 |
基本的にはBSチューナー内蔵の液晶デジタルTVという位置付けのデジタルTだが,Windows CEを搭載することでWebブラウズや電子メールの送受信といった機能を実現。i.LINK(IEEE 1394)端子を装備し,接続したDV機器から静止画をキャプチャして,電子メールに張り付けることもできる。Webブラウザには「Internet Explorer」を搭載。操作は付属のリモコンで行う。
またデジタルTは,5.1chのドルビーデジタルサラウンドデコーダーに加え,DTS(デジタルシアターシステム)の光出力をサポート。BSデジタル放送音声フォーマットの「AAC」(Advanced Audio Coding)やDVD音声を5.1chまたは6ch(外部アンプが必要)で出力することが可能だ。
液晶パネルのサイズは15.2型ワイド。輝度は400カンデラ,コントラスト比は400:1となっている。液晶パネルに,同社独自の「液晶AI」を採用することで,コントラストとバックライトの明るさをシーンに応じて最適化を図ることができ,「ブラウン管に迫るメリハリのある動画を表示することが可能」(松下)だという。
発売日は2001年2月16日。価格はオープンプライスだが,同社の直販サイト「パナセンス」では42万円で販売する。なおパナセンスでは,1月下旬より予約を受け付ける。
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