News | 2001年2月6日 04:43 PM 更新 |
加ATI Technologiesは2月5日(現地時間),ノートPC向けグラフィックチップ「MOBILITY RADEON」シリーズ4製品を発表した。現在,サンプル出荷されているが,発売日は未定。
RADEONコアをベースにするMOBILITY RADEONシリーズは,メモリのバンド幅を20%以上向上させるハードウェア圧縮技術の「HYPER-Z」,32ビットカラーレンダリングエンジンの「PIXEL TAPESTRYアーキテクチャー」,1チップでマルチディスプレイを実現する「デュアルDAC」,ならびにフルフレームレートでフルスクリーンのDVD処理が可能な「VIDEO IMMERSION」などのテクノロジーを搭載。AGP ×4モードに対応し,解像度は最大で 2048×1536ピクセル(QXGA)をサポートする。また,USB版の「TV WONDER」と併用すれば,TV番組のデジタル録画も可能だ。
MOBILITY RADEONシリーズには,ターゲットとするノートPCごとに4製品が用意される。ハイエンドノートPC向けには「MOBILITY RADEON-S」が,メインストリーム向けには8〜64MバイトのSDR/DDRメモリをサポートする「MOBILITY RADEON-P」がラインアップ。また,薄型ノート向けには,16MバイトのDDRメモリを内蔵する「MOBILTY RADEON-D」,ならびに8MバイトのDDRメモリを内蔵する「MOBILITY RADEON-M」が登場した。
また,MOBILITY RADEONシリーズ では負荷に応じて電圧・周波数をコントロールすることができる。ATIによれば,MOBILITY RADEON-Mでは,「基本的な2D/3D/DVDの使用において,0.5ワットという低消費電力を実現した」(ATI)という。
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