News | 2001年2月19日 08:04 PM 更新 |
インターネット視聴率調査サービスのNielsen//NetRatingsは2月19日,2001年1月のネット利用者動向調査の結果を発表した。大学受験シーズンの到来により,大手予備校サイトへのアクセスが急増。代々木ゼミナール,河合塾,ならびに駿台予備校のWebサイトが,ドメイン別総合ランキングに初登場した。
代々木ゼミナールや河合塾といった大手予備校では,通常のWebサイトに加え,「yozemi.net」「keinet.net」という大学受験入試情報の専用サイトを開設。Nielsen//NetRatingsでは,「受験生がセンター試験直後にネット上で試験結果を確認した」ことがアクセス急増の直接的な要因だと分析する。
実際,こうした入試専門サイトの受験対象年齢層(16〜19歳)の構成比を全サイト平均と比べてみると,yozemi.netが8.34倍,keinet.netが7.08倍と大幅に上回っている。また,受験情報サイトを個別に立ち上げていないものの,駿台予備校のWebサイトも7.42倍を記録するなど,最近の受験生が積極的にインターネットを利用して情報を収集していることが分かる。
なおNielsen//NetRatingsによれば,1月の国内インターネット人口は2506万人(PC接続)だったという。性別の構成比は,男性が1471万人,女性が1035万人となっている。Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.