News 2001年3月15日 11:07 PM 更新

ファミリーネット,集合住宅周辺地域向けのFWAサービスを都内2カ所で開始

大京とNTT-MEの合弁会社であるファミリーネットは,集合住宅周辺地域にも無線ネット接続サービスを提供する。

 集合住宅向けにFWA(Fixed Wireless Access)サービスを提供するファミリーネット・ジャパン(FNJ)は3月15日,集合住宅の周辺地域を対象にした無線インターネット接続サービスを開始すると発表した。FMJは,FWAサービスプロバイダーとして大京とエヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)が昨年10月に合弁で設立した会社(2000年10月16日の記事参照)。

 FNJでは,昨年12月に「ライオンズマンション荒川公園」で,今年2月には「ライオンズガーデンテラス竹の塚」でFWAサービスを開始。集合住宅に引き込まれた光ファイバー専用回線をバックボーンに使い,屋上に設置された無線のアンテナ親機を通じて各戸に無線インターネット接続サービスを提供している。周辺住宅も同様の仕組みで,ベランダなどに子機を設置すれば最大1Mbpsの常時接続サービスが利用できるようになる。ただし,サービス範囲は集合住宅から半径400メートル以内に限られる。

 サービスを利用するには,初期費用として2万5000円,アンテナ取り付け費用として最低1万円が必要なほか,月額利用料として4980円がかかる。FNJでは3月16日より,ライオンズマンション荒川公園ならびに ライオンズガーデンテラス竹の塚の半径400メートル以内の住宅に対して,案内のチラシを配布するほか,同社サイトに該当エリアを掲載して加入者を募集する。

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