News 2001年5月31日 06:37 PM 更新

ソニー,SXGA液晶ディスプレイの新製品2機種を発表

ソニーは,18.1型フラッグシップモデルや普及価格帯16型など,高解像度液晶ディスプレイのラインアップを拡充した。

 ソニーマーケティングは5月31日,18.1型TFT液晶ディスプレイ「SDM-N80」と,16型TFT液晶ディスプレイ「SDM-M61」を発表した。SDM-N80は6月20日より,SDM-M61は7月1日より,それぞれ発売する。「16型を普及価格帯として一般ユーザー向けに,18型以上をハイエンドユーザー向けにそれぞれ訴求していきたい」(ソニー広報)という。


18.1型TFT液晶ディスプレイ SDM-N80

 SDM-N80は,新開発の薄型18.1インチのアモルファスシリコンTFT液晶を搭載し,最薄部22ミリの薄型ボディを実現したフラッグシップモデル。最大解像度は1280×1024ピクセル,最大表示色は1677万色。従来のアナログRGB入力端子に加え,デジタル信号入力にダイレクトで対応するDVI-I入力端子を搭載。メディアエンジン部を別の筐体とし,ディスプレイ部とはGVIFケーブルで接続することで薄型ボディと高画質を両立している。3モード・アドバンスト・デジタルスムージングやインテリジェント・オート画質調整など各種高画質化機能を搭載している。

 2UP/2DOWNの入力切替連動式USBハブを内蔵しており,アップストリーム側端子を2台のPCに接続し,ダウンストリーム側にUSBマウスやUSBキーボードなど各種USB機器を接続することで,USB機器が2台のPCで共用できる。

 周囲の明るさに応じて輝度を自動的に調整するブライトセンサーや,自動的に小電力モードに移行するユーザーセンサー,UXGA簡易表示機能など多彩な機能を搭載している。価格はオープンだが,実売予想価格は20万円前後という。


16型TFT液晶ディスプレイ SDM-M61

 SDM-M61は,実売予想価格が10万円前後という普及タイプの16型TFT液晶ディスプレイ。SDM-M51の後継機種となる。最大解像度は1280×1024ピクセル,最大表示色は1677万色。本体前面に1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵している。

 M51で好評だったエルゴノミックデザインを採用しており,目の疲れを軽減するという低いアングルの画面位置設定が可能だ。Power Mac G3/G4専用アダプタを同梱しているほか,入力信号を自動検出して最適な画質に自動調整する機能や,UXGA簡易表示機能を搭載している。

 主な仕様は以下の通り。

製品名 SDM-N80 SDM-M61
画面サイズ 18.1型 16型
液晶 アモルファスシリコンTFT方式
最大解像度 1280×1024ピクセル
最大表示色 1677万色
最大輝度 200カンデラ/平方メートル
コントラスト比 350対1 300対1
水平視野角 140度 160度
垂直視野角 125度 130度
サイズ 432(幅)×199(奥行き)×421(高さ)ミリ 400(幅)×180(奥行き)×357(高さ)ミリ
重量 ディスプレイ部:約6.5キロ,メディアエンジン部:約1.5キロ 5.1キロ
価格(実売予想価格) オープン(20万円前後) オープン(10万円前後)

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