News | 2001年6月4日 05:54 PM 更新 |
ソーテックは6月4日,個人向けデスクトップ/ノートPCの夏モデルを発表した。基本的にマイナーアップグレードが中心だが,新モデルとして,B5サイズのモバイルノートPC「AFiNA note AN250」が登場した。AFiNA note AN250は,12.1型(XGA)液晶ディスプレイを装備し,重量は約1.47キロ。価格は12万8000円で,軽量・低価格を特徴とする。同日より,直販サイト「ソーテックダイレクト」ならびにソーテック製品取扱店で販売を開始している。出荷は6月18日の予定。
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新登場の「AFiNA note AN250」。ボディーカラーには,「AFiNA Style」同様に,ブルーとピンクの2種類を用意する(写真はブルー) |
AFiNA note AN250は,CPUに超低電圧版のモバイルCeleron/500MHzを搭載。標準で64Mバイトのメモリ,10GバイトのHDDを装備する。ボディーカラーは,ブルーとピンクの2種類。OSはWindows Meをプリインストールする(Windows XPアップグレード対応)。本体サイズは,271(幅)×26.9(厚さ)×224(奥行き)ミリ。連続駆動時間は,同梱のバッテリパック使用時で約2.5時間となる。
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ピンク色のAFiNA noteを手にするのは,同製品のテレビCMに登場するモデルの佐田真由美さん。佐田さんは女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルということで,起用は「AFiNA noteのファッション性を訴求する」(ソーテック)のが狙いだという |
モデル | AFiNA note AN250 |
CPU | 超低電圧版モバイルCeleron/500MHz |
メモリ | 64Mバイト(最大192Mバイト) |
HDD | 10Gバイト |
ディスプレイ | 12.1型TFT液晶(XGA対応) |
ネットワーク | 56Kbpsモデム |
そのほか | IEEE 1394×1,USB×2,PCカードスロット Type II×1(CardBus対応) |
本体サイズ | 271(幅)×26.9(厚さ)×224(奥行き)ミリ |
重量 | 約1.47キロ |
連続駆動時間 | 約2.5時間 |
OS | Windows Me |
直販価格 | 12万8000円 |
また,タワー型PCの「PC STATION E」シリーズでは,CPUにPentium 4/1.5GHzを搭載する「PC STATION E4150AV」が追加されたほか,AVパソコンの「AFiNA PC」ではPentium III/1B GHzを備える「AFiNA PC APC3100C」が登場した。また,オールインワンノートPCの「WinBook」シリーズでは,ハイエンドモデルとしてデスクトップ用のPentium III/1B GHzを搭載する「WinBook WS3100R」がラインアップした。
「製品がなかなか好調な売れ行きを見せており,これだけ世の中に製品が出回るとサポートの強化が重要になる。一時に比べて,サポート体制は随分強化されてきたが,今後は,iモードによる修理品のトラッキングシステムやコールセンターの24時間化なども導入し,顧客満足度を高めていきたい」(ソーテックの大辺創一社長)
またソーテックは同日,音楽プロデューサーの小室哲也氏が創立した香港の音楽プロダクション「ROJAM ENTERTAINMENT」に出資したことを明らかにした。出資の理由は,「小室氏と将来的なビジネスのビジョンが一致したため。音楽ビジネスとPCビジネスの融合を図る」(ソーテック)とのこと。具体的には,「コンピュータのある生活に適したBGMや起動音の開発」(同社)などが考えられるという。
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