News	2001年9月13日　11:55 PM 更新

「楽しい電子商取引」を目指すYahoo! Styleがオープン

ヤフー，ムジネットやナイキジャパン，ならびにソニースタイルなど，インターネットビジネスのキープレーヤーたちが「Yahoo! Style」を立ち上げた。合い言葉は“ショッピングエンタテインメント・プレイス”の構築だ。

　9月13日にサービスを開始した「Yahoo! Style」。ヤフー，ソニースタイルドットコム・ジャパン，ムジ・ネット，ならびにナイキジャパンなどが，「電子商取引の面白さを追求する」（ヤフーの有馬誠氏）ために立ち上げた“ショッピングエンタテインメント・プレイス”である。サイト構築には，ソニースタイルドットコムを手がけたアイ・エム・ジェイも参加する。

「ネットショッピングならではの醍醐味を伝える」という思いで集結した各社

　Yahoo! Styleの名前から連想できるように，同サービスは，ヤフーとソニースタイルの提携からスタート（7月19日の記事参照）。ムジネットやナイキジャパンは，「それぞれの分野で独自の高い地位を築いてきた」という理由で参加することになった。

　なおYaho! Styleは立ち上げメンバーだけのクローズドなものではなく，今後も，さまざまなメーカーやブランドなどと協力関係を構築していく方針だという。

司会は近藤サトさん。参加企業の方々のプレゼンはなぜか，ほとんがどサトさん目線だった（笑）

MUJI.net×Sony Style

　エンタテインメントを標榜するだけに，Yahoo! Styleは単なるショッピングモールではない。例えば，有名人，著名人がこだわりのショップをプロデュースする「オレデパ」，オンラインショップが商品を“推薦”する腕を競う「ショップ対抗ガチンコ勝負」などのエンタテインメント関連のコンテンツが用意される。

　注目は，特集コンテンツとして提供される「MUJI.net×Sony Style 自分流IT空間」。これは，住まいとITの新しい関係を考えようというもの。ソニースタイルの佐藤一雅社長が「家に帰ってみると，無印商品とソニーの製品が意外と多い」ことに気付き，この企画が実現したもようだ。

　具体的な内容はまだ詰められていないようだが，ムジネットの浅田直煕社長は，「パソコンデスクにはもっと使い心地の良いものがあるはず」「パソコン機器の配線をもっとすっきりさせたい」などのアイデアを挙げた。

　このほか，Yahoo! Styleでは，スニーカーの素材やカラーをカスタマイズできる「NIKE iD」も利用できる。ナイキでは，Yahoo! Styleb向けオリジナルコンテンツとして，これまでにNIKE iDでオリジナルスニーカーを作った人々のインタビューを掲載する予定。

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