News	2001年9月21日　23:59 PM 更新

エヌフレンがオーディオ機器？　会場内でヘリコプターがホバリング？　――WORLD PC EXPOフォトレポート(1)

3日目を迎えた「WORLD PC EXPO 2001」。まだまだお伝えしていない見所がたくさんある。インドアヘリがホバリングし，iモードでコーラが買えるEXPO会場の模様を，フォトレポート形式で紹介しよう。

　千葉・幕張メッセで開幕中の「WORLD PC EXPO 2001」は，連日6万人を超える来場者を記録。台風の影響であいにくの天気になってしまったが，会場は3日目も大いに盛り上がりを見せている。幕張メッセの会場の模様を，フォトレポートでお伝えしよう。

「小さな電力で大きな出力」

　低価格な液晶ディスプレイで知られる日本エヌフレン。当然，同社のブースには年末商戦向けの新製品が並んでいるのだが，端のほうに，音楽プレーヤーとアンプが並んでいる。プレーヤーは他社製のものだが，アンプは，エヌフレンが開発したものだ。エヌフレン，今度はオーディオ機器に進出か？

　同社担当者によれば，「これは，小さな電力で大きな出力」というディスプレイ製品のコンセプトを持ったアンプ。製品化の際には，4分の1以下のサイズになる見込みだという。「アンプ単体で製品化するというのも1つの方法だが，ディスプレイに組み込んでいくことも考えている」（同）。ちなみに音質のほうだが，この担当者によれば，「詳しい人に，“真空管アンプのようだ”と評価された」とか。

メモリースティックのオーディオ機器

　参考出品が多いメモリースティックパビリオン。パイオニアは，メモリースティックに対応したハードディスクオーディオプレーヤーを展示していた。

本体正面には，「PORTABLE LINK」とあるが，「何をするものかは言えない」（ソニー）とのことだった

　パイオニアは，「ハードディスク デジタル ジュークボックス」を出展。これは，CDを再生しながら，ハードディスクに楽曲をリッピングすることができるというもの。既に製品化されているハードディスク搭載カーナビと同様の仕組みだ。メモリースティック搭載のカーオーディオも手がける同社だけに，ブースでは「メモリースティックでHOMEとCARが繋がる」とアピールしている。

　またケンウッドは，DVDビデオ，音楽CD，CD-R/RW，ビデオCD，メモリースティック，MDの再生機能を備える“超”マルチなオーディオプレーヤーを参考出展していた。

　なお両社とも，展示していたプレーヤーの仕様や，製品化の時期，ならびに価格については未定だとしている。

FOMAとコーラ

　いつも大盛況のNTTドコモブース。10月1日にサービス開始が差し迫った第3世代携帯電話サービス「FOMA」はもちろんだが，日本コカ・コーラと共同で展開するiモード対応自動販売機も大きな注目を集めている。

　このシステムは，携帯電話の画面に表示される認証アイコンを，自販機のセンサーにかざすと自動的にお金が引き落とされるというもの。お金は事前にiモード対応自販機に振り込んでおく。

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