News:予告編:2002年1月1日,「ZDNet杯」(ショート | 2001年12月21日 09:04 PM 更新 |
11月下旬,トミーから「ポケットホース」発売に関するニュースリリースが届いた。競走馬を育成するという玩具で,実際に走らせてレースをすることもできる。分かりやすく言うと,「たまごっち」の“競争馬版”だ。
「芸手」や「シークレットボイス ガンダム」のことを考えれば,ZDNetでポケットホースを記事にするのは自然の流れだが,記者は競馬をまったくやらないので,食指が動かない。
だが,リリースのあるフレーズは,記者を強く惹き付けた。
平成14年「午年」に先駆けて新発売!!
「これは使える!」 言うが早いか,トミー広報にポケットホースの貸し出し依頼の電話をかけていた──。
ポケットホースを借りた理由は,ただ1つ。元旦企画に使えると踏んだからである。
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編集部に届いたポケットホース。全部で12種類ある |
「そんな無茶いわないで下さいよぉ」という反論が通じるはずもなく,どうしようかと頭を悩ませていた矢先に,ポケットホースとの出会いがあった。もう,運命としか言いようがない。
で,どんな企画かって? もちろん,ただレビューするわけではない。新年にふさわしいものだ。これも,あのフレーズを見た瞬間に閃いた。
ズバリ,「午年だけに,馬で占え! 2002年はズバリこうなる!!」である。ポケットホースのキャッチコピーをパクッた気がしないでもないが,なかなかいい線いってるではないか。
具体的に何をするかというと,「ZDNet杯」の開催である。カンのいい読者の方ならもうお気づきだろうが,ポケットホースのレースで,業界動向を占ってしまうのだ。
それぞれの馬に,「ラビーサンデー」「バイオコート」「ビブロスキー」(すべて仮称)などと,それっぽい名前を与え,競争させる。馬には,「先行」(前半に速い)「中行」(中半に速い)「後行」(後半に速い)という3タイプがあり,記者の独断と偏見で,現実に沿った形でどの馬がどのタイプかを決める。
レースは,文句無しの一発勝負のガチンコだ。もちろん,やらせもなし。正直,どの馬が強いかも,レースをやってみないと分からない。育て方によっては,途中でレースを放棄したり,コーヒーブレイクする癖のある馬になってしまうが,それもまた一興。「ZDNetのクライアントを挑発しないでね」という編集長の哀願の言葉も,もう聞こえない。
現在考えているのは,「PC業界杯」「携帯電話杯」「ブロードバンド杯」など。「競馬を知らない記者が,競馬ネタをやるなんて!」と競馬ファンの罵声を浴びるかもしれないが,掲載されるのは元旦。まぁ,堅いことは抜きということで……。
それでは,12種類ものポケットホースを育てる記者の奮戦記をどうぞご覧下さい(またもや,周囲の編集部員から白い目で見られている……。確かに,遊んでいるようにしか見えない)。
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これだけあるとさすがに大変だ。しかも,ちょっと放置するとすぐに死んでしまう。たまごっちと違って,電車内で育てていたら,けっこう恥ずかしい |
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この馬は,中行タイプ。ただ,ちゃんと走るように育てるのは,かなり大変だ。トレーニングモードがなかなか複雑で,ついさぼってしまう……。ちなみに,馬は1時間30分たつと2歳馬になって,レースに参加できるようになる |
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これがレース会場。全長60センチのショートタイプ。店頭販売促進用のものだが,これもトミーから借りた |
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レースのイメージ図。こんな感じで競争します |
関連リンク
eS! TOYSのポケットホースコーナー
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