News 2002年1月28日 01:00 PM 更新

コンパック,Presarioシリーズ春モデルを発表──省スペース型とノート

コンパックコンピュータは,省スペース型デスクトップPC「Presario 3800」シリーズ2機種とノートPC「Presario700」シリーズ1機種を発表した。昨年秋冬モデルから外観など大きな変更はなく,CPUやHDDなど基本スペックの強化がはかられている。

 コンパックコンピュータは1月28日,コンシューマ向けPresarioシリーズの春モデルとして,省スペース型デスクトップPC「Presario 3800」シリーズ2機種(3811JP/3812JP)とノートPC「Presario700」シリーズ1機種(710JP)を発表した。昨年秋冬モデルから外観など大きな変更はなく,CPUやHDDなど基本スペックの強化がはかられている。2月上旬より順次出荷を開始する。


省スペース型デスクトップPC「Presario 3800」シリーズ

 省スペース型デスクトップPC「Presario 3800」シリーズは,CPUに標準でPentium 4/1.7GHzを搭載。オンライン販売の「コンパックダイレクトプラス」ではCTOに対応し,0.13マイクロメートルプロセスで製造された最新のPentium 4/2.2GHzを選択することも可能だ。ダイレクトプラスでは,CPUのほか,HDD(最大80Gバイト),メモリ,グラフィック,オプティカルドライブなどを変更することができる。

 Microsoft Office XP Personalを搭載した3812JPと,搭載しない3811JPの2機種がある。

 価格はオープンプライスだが,DirectPlus価格は3811JPが14万9800円,3812JPが16万9800円となっている。

 主な仕様は以下の通り。

モデル 3811JP 3812JP
CPU Pentium 4/1.7GHz
チップセット Intel 845
メモリ 256MバイトSDRAM(最大1.5Gバイト)
HDD 60Gバイト
グラフィック NVIDIA Vanta ×4AGP(16Mバイト)
ドライブ CD-R/RW&DVD-ROM
インタフェース USB×4,IEEE 1394×2
通信機能 10/100BASE-TX,56Kbpsモデム
OS Windows XP Home Edition
Office XP Personal ×
DirectPlus価格 14万9800円 16万9800円

A4オールインワンノートPCのPresario710

 A4ノートPCのPresario710は,CPUにAMDのモバイルDuron/1.0GHzを採用した。メモリは256Mバイトをオンボードで搭載し,空きスロットを1つ確保。最大512Mバイトまで拡張が可能となっている。

 昨年モデルと同様に日本デザイナーのボディを引き続き採用した。本体にFDD・CD-R/RW・PCカードスロットや各種インタフェースを標準装備したオールインワンモデルとなっている。

 価格はオープンプライスだが,DirectPlus価格は15万9800円。

 主な仕様は以下の通り。

モデル 710JP
CPU モバイルDuron/1.0GHz
チップセット VIA ProSavage KN133
メモリ 256MバイトSDRAM(最大512Mバイト)
HDD 20Gバイト
グラフィック S3 Savage4(16Mバイト)
ドライブ CD-R/RW
ディスプレイ 14.1インチTFTカラー液晶(1024×768ピクセル)
インタフェース PCカードスロット(TYPE III)×1,USB×2,外部ディスプレイ,Sビデオ出力
通信機能 10/100BASE-TX,56Kbpsモデム
サイズ 約315(幅)×約270(奥行き)×約42(高さ)ミリ
重量 3.1キロ(バッテリ含む)
OS Windows XP Home Edition
DirectPlus価格 15万9800円

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[西坂真人, ITmedia]

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