News 2002年2月6日 10:54 PM 更新

PS2ソフト「マイホームをつくろう!」は,SOHOにも使える!

PS2用バーチャル家づくりゲームの「マイホームをつくろう!」は,一戸建てを夢見るお父さんだけでなく,SOHOユーザーやホームシアターファンも楽しめる内容になっている。

 ビクターインタラクティブソフトウェアは4月25日に,プレイステーション2(PS2)用ソフトとしてバーチャル家づくりゲーム「マイホームをつくろう!」(5800円)を発売する。設計士になって顧客ニーズを聞きながら家を建てたり,土地も予算も無制限で家を建ててみたりと,憧れのマイホームづくりを堪能できる。その中でも注目したいのは,「現実の家具・家電」をレイアウトできる点だ。

 マイホームをつくろう!の制作にあたって,コクヨや日本ビクター,松下電器産業など住宅設備関連メーカー8社が参加。これらの企業が実際に発売している製品を,バーチャルマイホームの中に置いてしまうことができる。ビクターインタラクティブソフトウェアによれば,その数は2000点に及ぶという。「家を建てるだけでなく,インテリアコーディネートツールとしても楽しんでもらいたい」(ビクターインタラクティブソフトウェア)


吹き抜け階段はもちろん,ホームシアターだって思いのまま(C)2002 Victor Interactive Software Inc.

 どんな家具・家電が提供されるかというと,コクヨからは学習机・SOHO家具,ビクターからはAV機器,松下電器産業からは一般家電製品となっている。コクヨのSOHO家具ばかりをならべたマンションの1室を作成して,脱サラ計画を練ってみたりするのもよし,日本・デンマーク貿易センターの北欧家具ばかりをそろえて,ネットベンチャーの社長になってみるのもよし,いろいろな楽しみ方がある。

 また,マイホームをつくろう!に登場する家具や家電にはメーカーへの連絡先が掲載される。ビクターインタラクティブでは,販促ツールとして同ソフトを訴求したいという考えもあるようだ。さらに同社によれば,PS2の通信機能を使って,データを更新できるようにすることも検討しているというから,家具・家電データ提供メーカーがもっと増えれば,実際にレイアウトできる通販ゲームとしてブームにになるかもしれない?

関連リンク
▼ マイホームをつくろう!公式ホームページ

[中村琢磨, ITmedia]

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