News 2002年2月22日 11:26 AM 更新

怒号,悲鳴……戦慄の渋谷 午前7時(1)

「Xbox」が遂に発売された。早朝の発売記念イベントには大勢のユーザー(そしてもちろん報道関係者も)が集結し,極めて好調なスタートを切ったと言えるだろう。当初は関係者も「大勢集まるといいんですけどね」と心配していたものの,ふたを開けてみれば逆に集まりすぎちゃってモー大変!

 2002年2月22日。遂にマイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」が発売された。早朝の渋谷で行われたカウントダウンイベントには米MicrosoftのBill Gates会長が登場。Xboxの門出を祝った……のだが,残念ながらその模様はお伝えできない(その理由は後ほど)。代わりに,本紙記者が見た混乱の渋谷@午前7時の様子をレポートしよう。

現場は大混乱

 カウントダウンイベント開始は午前6時20分。記者は,遅れて6時35分に現場に到着した。何とかなるだろうと高を括っていたのだが,これが甘かった。地下鉄の出口を抜けると,そこには既に黒山の人だかり。マスコミ関係者だと思われる人々が,セレモニーの行われているTSUTAYAのまわりにたむろしている。


何ということだ。まさかこんなに人が集まるとは……。場所取りもままならない。中に入れなかった人々が,口々に不平をもらしている。そして,大量に動員されたガードマンたちが,「道路に出ないで下さい!」と声を張り上げている。騒然とした雰囲気だ

 TSUTAYAには,2つの出入り口がある。最初に行ったのはセンター街のほう。こっちは完全にドアが閉め切られており,中に入れそうにもない。わずかな期待を胸に,反対側に回ってみると……もっと悲惨な状況になっていた。あぶれた報道関係者が,両手を天高く掲げてGates会長の映像をカメラに収めようとしている。さらには,通りがかりの若者までもが,「おい,中に誰がいるんだ」などと興奮気味の口調で,報道陣顔負けのアタックを開始する始末。


こちら側の出入り口もこの通りのありさま


鉄格子につかまり,中をのぞき込む若者。Gates会長を見たのかは不明だが,「誰だありゃ?」と呟くとすぐに撤収してしまった

 さて,肝心のXboxファンはどのくらいたかというと,こちらも半端な数ではない。TSUTAYAの周囲をグルッと取り囲んでいるだけでなく,ビルの非常階段の上のほうまで列が伸びている。ちなみに,本紙記者が入手した整理券には,「451」と番号が振られていたが,券をもらう際には「もしかしたら,足りないかもしれません」と言われた。マイクロソフトの予想をはるかに上回るユーザーが集まってしまったようだ。


パイロンの内側にいるのがXboxの発売開始を待つ人々

「ヨスィキィ〜!」「ゲイツゥ〜!」

 中の様子が分からないにしても,まったく状況がつかめないとさすがに焦ってくる。せめて1枚くらいGates会長の写真を抑えておきたい。さて,どうしたものか。

 ん? 何やら上を見上げている人がそこかしこに。ひよっとして……ビンゴ!(死語)。Q-FRONTの大型ビジョンにセレモニーの模様が映し出されているではないか。すぐさま,スクランブル交差点をダッシュ! ハチ公広場側に渡ると,ばっちり映像が見える。ん? アレは誰だ? Gates会長ともう1人,朝から金髪が眩しいが……。


謎の金髪の男性は……YOSHIKIだ!

 なぜYOSHIKIが? どこかの首相じゃあるまいし,Gates会長がYOSHIKIのファンなんて聞いたこともない。おそらく,“Xつながり”ということなのだろうが……。

 YOSHIKIが登場したあたりから,Q-FRONT周辺はさらに混乱の度合いが増してくる。ハチ公広場の方から,大型ビジョンでセレモニーの様子を眺めていると,Q-FRONTのほうからは悲鳴が聞こえてきた。しかも,黄色い悲鳴だ。なぜ,Xboxのセレモニーで黄色い悲鳴が聞こえるのか? とにかく,再び早朝のスクランブル交差点をダッシュ! 走れ!

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