News:ニュース速報 2002年4月2日 09:03 AM 更新

企業内の「ウイルスに弱い機器」を洗い出すツール

 セキュリティソフトベンダーのNetwork Associatesの一部門,McAfee Securityは1日,企業ネットワークにおけるウイルス被害発生を未然に防ぐための新ツール「McAfee ThreatScan」を発表した。ウイルスに対する脆弱性を査定するツールで,ウイルス対策管理システムの「ePolicy Orchestrator」と連動して,企業ネットワーク上のウイルス感染に対して脆弱な機器を洗い出す。使用さているOSの種類や適用されているサービスパックのレベル,よく知られたソフトの脆弱性に対する対応などをチェックする。McAfee Securityでは,セキュリティの専門家の力を借りなくても,企業内にある,ウイルスに脆弱なシステムを発見することが可能だとしている。McAfee ThreatScanとePolicy Orchestratorはいずれも1日,発表と同時に発売された。Windows NT/2000サーバおよびInternet Explorer 5以降に対応する。

[ITmedia]