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2002年4月16日　08:50 AM 更新

ARM，大幅増益だがロイヤリティ収入は減少

　英ARM Holdingsは15日，3月末終了の第1四半期決算の速報値を発表した。未監査の数字だが，売上高は4210万ポンドで前年比30％増，前四半期からも5％増となっている。税前利益として前年比38％増／前四半期比13％増の1570万ポンドが報告されている。ライセンス収入は2360万ポンドで売上全体の56％を占めた。一方，売上の15％を占めるロイヤリティ収入は640万ポンドで，前四半期との比較で6％減に終わっている。ロイヤリティ対象の製品出荷台数は9600万台から1億1000万台に拡大したが，製品ミックスの変化やチップの平均販売価格下落などの影響で，平均ロイヤリティレートの下落に見舞われた。なおARMの発表によると，同社の半導体パートナーの数は2001年末時点の77社から90社に，ライセンス数は前四半期の15件から22件に拡大。非CPUライセンスの比重も高まってきているという。同社は，年内にARMv6アーキテクチャに基づく初の製品の登場が見込まれてることなどから，今後の見通しは明るいとしている。→詳細記事

[ITmedia]