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2002年4月24日　08:52 AM 更新

Symbian，コード開示とSiemensの参加を発表

　携帯端末用OSの提供会社であるSymbianは23日，Symbian OS対応のソフト／ハードの開発促進に向けたソースコード開示方針を明らかにした。また同時に，携帯電話各社の合弁である同社に，新株主としてSiemensが加わったことを発表した。まずソースコード開示については，「Symbian Platinun Program」の下，これに参加するメンバーがソースコード（Symbianから携帯電話メーカーに提供済みのもの）にアクセスできるようにする。既にAccess，AppForge，ARM，Fathammer，Intel，Intuwave，Motorola Semiconductor Products Sector，M-Systems，Pace Soft Silicon，Picsel，Superscape，STMicroelectornics，Synovial，TapRoot Systems，TestQuest，Texas Instruments，YDCなどが同プログラムへの参加を表明済み。これら各社は，ソースコードへのアクセスにより，Symbian OSとタイトに統合されたハード／ソフト製品を開発できるようになる。Symbianからのテクニカルサポートと，共同マーケティングの機会，Symbian OS Development Kitへの早期アクセスの機会も得られる。一方，Siemensの出資については，Siemens Information and Communication Mobile（Siemens IC Mobile）によるSymbian株5％の取得が発表された。これによりSymbian株主各社の出資構成は以下の通りとなった。Psion＝26.6％，Ericsson/Sony Ericsson＝20％，Motorola＝20％，Nokia＝20％，松下＝8.4％，Siemens IC Mobial＝5％。

[ITmedia]