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2002年5月2日　09:17 AM 更新

Apple，Flash向け技術のライセンス元を提訴

　Appleがビデオ圧縮ソフトやビデオ配信サービスを提供している会社，Sorenson Mediaを相手に訴訟を起こした。SorensonがMacromediaに対して最近，「Sorenson Spark」技術をライセンス供与したことについて，Appleとの契約違反を訴えたものだ。Macromediaは新ソフト「Flash MX」用にSorensonから技術ライセンスを受けたと見られている。一方のAppleは，SorensonからQuickTime用に，同様の技術のライセンス供与を受けている。Sorensonは30日，この訴訟についてのコメントをサイトに掲載した。それによると，Appleと同社との間では，QuickTime用の「Sorenson Video」配信契約が結ばれている。Sorensonは，何ら事前の討議なしにAppleが法的な訴えに出たことに「非常に驚いている」とし，事実関係から考えてAppleの訴えは不当であり，必要ならば積極的に抗弁する，としている。

[ITmedia]