News:ニュース速報 2002年5月15日 08:49 AM 更新

HP、2〜4月期の業績報告


 Hewlett-Packard(HP)は14日、第2四半期決算(2〜4月)を発表した。これは、先日完了したCompaqとの合併より前の業績報告として最後のものとなる。

 売上高は前年同期比9%減の106億ドル、純利益は2億5200万ドル(1株当たり13セント)。特殊要因を除外した実質の純利益は4億9800万ドル(同25セント)で、アナリスト予測を達成した。

 同社によると2〜4月期は、UNIX/IA-32サーバ、ストレージ、ソフトウェアソリューションを含む「コンピューティングシステム事業」、PCとPDAを含む「組み込み/パーソナルシステム事業」、および「コンサルティングサービス事業」はいずれも不調だったが、「イメージング/プリンティング事業」と「ITアウトソーシング/サポート事業」が堅調だったため落ち込みを相殺できたという。

 同社CEOのCarly Fiorina氏は発表資料の中で、「下期は若干回復する可能性もあるが、来年までは、IT投資の実質的改善は見られないだろう」と述べている。

[ITmedia]

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