News:ニュース速報 | 2002年5月15日 06:57 PM 更新 |
米IBMはこのほど、容量1T(テラ)バイトのテープカートリッジを開発したと発表した。従来の10倍の容量を実現しており、数年以内に企業向け大容量ストレージとして製品化する計画。
カートリッジサイズは4(幅)×5(長さ)×1(厚さ)インチ。記録密度は900Mビット/平方インチを超えている。IBMのMR(磁気抵抗)ヘッド技術やサーボ技術を結集した。開発は2001年4月から日本の大和研究所や米国内の事業所で行われ、テープメディアは富士写真フイルムが提供した。
新技術は、IBMのテープストレージ50周年に合わせて発表された。IBMは1952年5月、米3Mが開発したテープメディアを使用して直径12インチの映画リール上に1.4Mバイトのデータを格納できる「モデル 726」を発売した。
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