News：ニュース速報

2002年5月16日　03:00 PM 更新

サン、「StarSuite 6.0」を発表

サンのオフィススイート「StaraSuite」が国内でも発売される

　サン・マイクロシステムズは5月16日、「StarOffice」のアジア言語版「StarSuite 6.0」を5月22日から順次発売すると発表した。StarOfficeはこれまで無償ダウンロードで提供されてきたが、今回のバージョンから有償となった。

国内リテールパッケージはソースネクストが販売

　「StarSuite 6.0」はワープロ、表計算、プレゼンテーション、グラフィック、データベースなどのアプリケーションを統合したオフィススイート。新たに日本語・韓国語・中国語（簡体・繁体）に対応したアジア言語版が登場した。アジア言語版のみ名称が「StarSuite」に変更された。

　StarSuite 6.0は、1ユーザーが最大5台までのPCにインストールことを認めている。デフォルトのファイル形式にXMLを採用した。「Office XP」などマイクロソフト製品とのインポート／エクスポートフィルタを強化したほか、ジャストシステムの「一太郎」ファイルのインポートも可能だ。従来の独自デスクトップを廃止し、GNOMEやWindowsなどとの親和性も高めた。

　エンタープライズ版とリテール版を用意。エンタープライズ版は、サンの販売パートナーを通じて5月22日に発売され、価格は1ユーザーあたり7500円（150ユーザーライセンス時）。リテール版はソースネクストが販売する。価格は1万3800円、発売日は6月21日。

　対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Solaris 7以降、Linux Kernel 2.2.13以降。

　ターボリナックス ジャパンは5月16日、SutarSuite 6.0をバンドルしたLinuxディストリビューション「Turbolinux 8 Workstation」を5月31日に発売すると発表した。

　なお教育機関向けには従来通り、StarSuiteは無償で提供される。

関連記事
StarOffice 6.0、75ドル95セントで21日に販売開始

関連リンク
ニュースリリース
ソースネクスト

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.