News:ニュース速報 | 2002年5月16日 05:58 PM 更新 |
コニカは、デジタルカメラ「コニカDigital Revio」の新製品2機種を6月中旬から順次発売する。デジタルカメラとしては世界で初めて、1台にSDメモリーカード用とメモリースティック用の2つのメモリスロットを搭載したのが最大の特徴だ。
新製品は、有効400万画素/3倍ズームレンズ搭載「KD-400Z」(8万8000円)と有効320万画素/3倍ズームレンズ搭載「KD-310Z」(6万8000円)の2機種。
同社によると「KD-400Z」は同じクラスのデジカメの中では世界最少・最薄。サイズは94(幅)×29.5(奥行き)×56(高さ)ミリ、重さは約198グラムだ。
新型信号処理エンジンを搭載し、起動時間を光学ズーム機能を持つデジカメとしては世界最速の1.4秒に短縮した。また同社独自の画像処理技術「ハイブリッド・アダプティブ A*IPS」を装備し、リアルで繊細な画像表現を実現したという。Exif Printもサポートした。
SDメモリーカードスロットとメモリースティックスロットを備えたほか、2Mバイトの内蔵メモリも搭載した。最大2304×1704ピクセルの静止画、320×240ピクセルの動画、音声を記録できる。また音声付動画機能、アフターレコーディング機能、ボイスメモ機能を備えた。撮影時には同社のMマウント互換レンジファインダーカメラ「HEXAR RF」のシャッター音が鳴るようになっている。
「KD-310Z」は画素数が320万画素で、音声録音ができないほかは、KD-400Zとほぼ同じ機能だ。
KD-310Z
主な仕様は以下の通り。
製品名 | KD-400Z | KD-310Z |
撮像素子 | 1.8型有効400万画素CCD(総画素数413万画素、原色フィルター) | 1.8型有効320万画素CCD(総画素数334万画素、原色フィルター) |
記録画素数 | 静止画:2304×1704/1600×1200/640×480ピクセル、動画:320×240ピクセル | |
記録方式 | 静止画:JPEG、DPOF、動画:Motion JPEG、音声:WAV | 静止画:JPEG、DPOF、動画:Motion JPEG |
レンズ | 8〜24mm(35mmカメラ換算で39〜117mm相当)、F2.8〜4.9 | |
露出制御 | プログラムAE | |
シャッタースピード | 静止画:約1秒〜1/2000秒、動画:約1/30秒〜1/5000秒 | |
ファインダー | 実像式 | |
液晶ディスプレイ | 1.5型低温ポリシリコンTFT | |
記録メディア | SDメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック | |
電源 | リチウムイオン電池、ACアダプタ | |
サイズ | 94(幅)×29.5(奥行き)×56(高さ)ミリ | |
重さ | 約198グラム(電池別) | |
価格 | 8万8000円 | 6万8000円 |
発売日 | 6月中旬 | 7月中旬 |
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