News 2002年5月17日 05:30 PM 更新

AIBO誕生3周年イベント開催 パグ犬にも会える

銀座ソニービルで今週末、「AIBO EXPO 2002」が開催される。発表されたばかりのパグ犬AIBOやBluetooth対応AIBOに触れることができる

 誕生から3周年を記念して、今週末、銀座・ソニービル8階「ソミドホール」で「AIBO EXPO 2002 AIBO 3rd Anniversary」が開催される。歴代のAIBOが一同に展示されるほか、先日発表されたばかりのパグ犬「ERS-31L」やBluetooth対応AIBO「ERS-311B」「ERS-312B」「ERS-311B/X」に実際に触れることができる。


パグ犬AIBOを一目見ようと、大勢の報道陣が集まった

 17日に行われた報道関係者向け内覧会では、やはりERS-31Lが人気。可愛らしいデザインの「ラッテ」「マカロン」をベースにしているにもかかわらず、悪役っぽい雰囲気をかもし出しているところがポイント。オデコや口のまわりにちょっとした起伏をつけ、本物のパグ犬のイメージに近付けている。


おそらく、「顔が恐い」と言われたAIBOは歴代初。ソニーは「悪ガキっぽい」のを狙ったようだが、これでは極道クラスの迫力である。ただ関係者によれば、「正面から見ると恐いけど、下から見てやると意外にかわいい」とのこと。どれどれ……


普通にたたずんでいるだけなのに、どこかふてぶてしく見えてしまうのはなぜ?

 もう1つ、注目はやはりBluetooth対応AIBO。付属する専用携帯端末「AIBO ハンディビューワ」を使ってAIBOとお話することができるというものだ。「よいしょ」「ねね。ゆか汚れてるよ」「むにゃ」など、AIBOが考えていることがビューワにテキストで表示されるほか、端末の「○×ボタン」を使ってAIBOと会話をすることも可能。さらに、既存のAIBOオーナーにとって嬉しいのは、「AIBOクリニック」にAIBOを預けると、Bluetooth型に改造してくれること。“手術費用”は2万9000円だが、8月までは2万1000円のキャンペーン価格で行うという。


特殊な塗装を施したスエード地の「ERS-311B/X」(左)もBluetoothを装備。手あかで汚れそうだが、ちゃんと専用のブラシが付属するのでこまめに手入れしてやれば問題ない。AIBO ハンディビューワ(右)は、AIBOと1対1で機能するので、他の人のAIBOが何を話しているのかは分からない


このほか、AIBO EXPO 2002では、スケートボードを運転するAIBOなどと遊ぶことができる。前回の「AIBO EXPO'99」ではレースなどイベントも行われたが、今回はあくまでショーケースといった雰囲気だ

 AIBO EXPO 2002の開催期間は5月18日・19日の2日間。時間は午前11時〜午後7時。入場は無料となっている。


ディスプレイされる歴代のAIBOたち。早いもので、初代AIBOが登場してからもう3年。今後、どんな仲間がここに加わるのだろうか

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[中村琢磨, ITmedia]

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