News:ニュース速報 | 2002年5月21日 10:15 AM 更新 |
米シリコンバレーの新興企業、BlueArcは20日、ローレンス・リバモア米国立研究所が、スーパーコンピューティングクラスタ用として、総ストレージ容量115テラバイトの同社のストレージシステム「Si7500」を導入すると発表した。
同研究所はBlueArcのシステムを、「Multi-Programmatic and Institutional Computing Capability Resource」(MCR)クラスタプロジェクトのためのObjet Storage Target(OST)として利用する。
MCRクラスタはLinuxを採用、700以上のノードから構成されるものになる予定。1ノード当たりPentium 4を2個ずつ搭載、パフォーマンスは最高で6.7TFLOPSに及ぶという。このプロジェクトでは、新ファイル/ストレージアーキテクチャとして、Cluster File Systemsなどが開発に参加した「Lustre」が採用される。
BlueArcのプレスリリースによると、ローレンス・リバモア研究所の担当者は、「BlueArc Si7500上のOST技術は、MCR Lustreファイルシステムにおいて主要な役割を果たすことになる」と語っている。
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[ITmedia]
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