News:ニュース速報 2002年5月21日 05:55 PM 更新

松下と東レのPDP合弁、量産規模トップに拡大


 松下電器産業と東レは5月21日、両社の合弁会社・松下プラズマディスプレイの第2工場を建設、業界最大規模の量産体制を確立すると発表した。

 600億円を投資し、大阪府茨木市の第1工場と同敷地内に建設する。生産能力は月産8万台で、2004年4月の操業開始を予定。第1工場と中国の上海松下プラズマディスプレイと合わせ、年間150万台以上と業界最大規模の量産体制を整える。

 PDP市場はパネルの低価格化で急成長が見込まれており、2005年の世界市場は400万台以上になると見込まれている。松下と東レはPDP事業を中核事業に位置付け、新工場の建設で世界シェアトップを目指す。

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