News:ニュース速報 2002年5月21日 05:56 PM 更新

ザイン、「ADD」対応グラフィックカードを量産へ


 ザインエレクトロニクスは5月21日、インテルの845Gチップセットに対応したADD(AGP Digital Display)グラフィックカードを今年第2四半期から始めると発表した。

 ADDカードはデジタル(DVI)接続専用グラフィックカード。通常のAGPスロットに差し込んで使用するが、グラフィック機能は845Gチップセット内蔵のグラフィック機能を利用する。カード自体にグラフィックアクセラレータやVRAMを搭載する必要がなく、安価にデジタル接続を利用できる。

 同社は独自にDVIトランスミッタを搭載したADDカードを設計、各種ディスプレイとの接続試験を行ってきた。開発用サンプルは既にPCメーカーなどに出荷している。845Gチップセットの量産に合わせ、EMS(電子機器受託生産サービス)各社にカードの生産を委託する。

 量産開始は今年第2四半期を予定しているが、本格化は2003年度を見込んでいる。

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