News:ニュース速報 2002年5月22日 03:04 PM 更新

ジャスト「CyberSupport」にセキュリティホール、大手4社製PC約420モデルに影響

ソニー、日立、東芝、NECのPCに搭載されているヘルプソフトに脆弱性が見つかった。最悪の場合、攻撃を受けてデータを破壊される危険性がある

 ソニー、日立、東芝、NECのPCに搭載されているヘルプソフト「CyberSupport」にセキュリティホールが見つかり、各社はWebサイトで危険を告知、修正プログラムを公開している。同ソフトはジャストシステム製。

 ジャストシステムと各社の告知によると、悪意ある第三者がセキュリティホールを利用して攻撃を仕掛けた場合、ユーザーのPC内のデータ書き換えや破壊が行われる危険性がある。攻撃方法として(1)Webサイト(2)HTML形式の電子メール(3)電子メールに添付されたHTMLファイル──を挙げている。現時点では被害の報告を受けていないとしている。

 またソニーによると、2002年1月に見つかったセキュリティホールとは別のもの。

 対象機種は、ソニー製品は2000春以降に発売された「バイオ」129モデル、「バイオノート」119モデル。日立製品は2001年5月以降に発売された「Prius」17モデル、「FLORA」19モデル。東芝製品は2001年11月以降に発売された「DynaBook」17モデル。NEC製品は今年1月以降に発売された「VALUESTAR」56モデル、「LaVie」67モデル。

関連リンク
▼ ソニー製品向け告知
▼ 日立製品向け告知
▼ 東芝製品向け告知
▼ NEC製品向け告知

[ITmedia]

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