News:ニュース速報 2002年5月23日 05:28 PM 更新

三菱電機がプラズマTV・液晶TVに参入

三菱電機はこのほど、プラズマテレビと液晶テレビ市場に参入すると発表した。成長が見込まれる薄型TV市場に力を入れる

 三菱電機はこのほど、プラズマテレビと液晶テレビ市場に参入すると発表した。成長が見込まれる薄型TV市場に力を入れる。

 同社は7月10日に42V型プラズマテレビ“PLASMA DIA”(プラズマダイヤ)「PD-42MW2」を、6月21日に18型液晶テレビ「LCD-18MX2」を発売する。価格は85万円と22万円。


PD-42MW2

 「PD-42MW2」は42V型PDPを搭載。輝度は400カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1500:1。同社独自の「ダイヤモンド フィルタ」を搭載し、透過性が高く、幅広い色再現域を実現した。

 同社独自の「黒階調強調回路」(DLE)を搭載し、プラズマテレビの弱点である黒階調レベルを向上させたほか、ガンマ特性を自動調整する「ガンマ補正回路」(BPE)を装備、コントラスト感のある画質を実現した。

 R/G/B/Y/M/Cの6色を自動的にコントロールする同社独自の「ナチュラルカラーマトリックス」技術を採用。自然な色合いと鮮やかな色調バランスを再現できるという。

 またプラズマテレビとして初めて、5.1chデジタルサラウンドアンプを内蔵した。最大64ワット(17ワット+17ワット+10ワット+10ワット+10ワット+10ワット)の出力が可能だ。DTS/ドルビーデジタル/AACに対応したデコーダを搭載する。

 サイズは1048(幅)×89(奥行き)×648(高さ)ミリ、重さは42.7キロ(本体のみ)。


LCD-18MX2

 18型液晶テレビ「LCD-18MX2」は1024×768ピクセル/約1677万色表示のTFT液晶パネルを搭載。輝度は470カンデラ/平方メートル。同社独自の「FFD回路」を搭載し、スポーツなど動きの多い映像も滑らかに再現できるという。

 子画面を表示できる「PIP」(Picture in Picture)機能や、TV画面を子画面にキャプチャーできる静止画機能も備えたほか、画面角度を前後に25度調節可能な「チルト機構」と、左右に340度調節可能な「スイーベル機構」を採用した。

 インタフェースにはD4×1、ビデオ(S-Video)×1のほかに、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1も装備した。サイズは557(幅)×210(奥行き)×428(高さ)ミリ、重さは約7.5キロ。

関連リンク
▼ 「PLASMA DIA」ニュースリリース
▼ 三菱電機

[ITmedia]

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