News:ニュース速報 2002年5月23日 06:50 PM 更新

松下寿、デスクトップ用3.5型HDDから撤退

松下寿電子工業はこのほど、デスクトップPC用3.5型HDDの生産から撤退すると発表した

 松下寿電子工業はこのほど、デスクトップPC用3.5型HDDの生産から撤退すると発表した。

 全額出資子会社のシンガポールMatsushita Kotobuki Electronics IndustriesでのHDD生産を8月末で打ち切る。同社の3.5型HDDはシンガポールでのみしている。シンガポール子会社は今後、流体軸受けモーターの生産に集中するとしている。

 松下寿は1994年から米QuantumにHDDのOEM提供を開始。「Fireball」などで知られたQuantum製HDDを全量供給していた。QuantumのHDD部門は2001年4月に米Maxtorに買収されており、松下寿の3.5型HDD生産撤退は「Maxtorとの合意による」としている。

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