News:ニュース速報 | 2002年5月24日 10:12 AM 更新 |
米インターネット広告業界団体のIABは23日、2001年第4四半期(10〜12月)および年間のインターネット広告売上高を発表した。
第4四半期の米インターネット広告売上は17億ドルで7.5%減。年間では72億ドルで、前年比12%減と報告された。IABでは、売上の減少は予想外のことではなく、むしろテレビ広告やラジオ広告の落ち込みと比べて悪くない結果だとしている。
業界の統合が進む中、大手のサイトに広告出稿が集中する傾向が依然続いており、2001年の業界全体の広告売上の76%までを、上位10位までの大手サイトが稼いでいる(前年は70%だった)。また上位50位までのサイトの広告売上で、2001年の業界全体の広告売上の96%がカバーされる(前年は93%)。
広告の種類については、バナー広告が2000年の48%から2001年には36%に減少、スポンサーシップ広告は28%から26%に若干減、これに対して案内広告(クラシファイド)が7%から16%に拡大している。
この調査はIABの依頼でPricewaterhouseCoopersが実施した。
[ITmedia]
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