News:ニュース速報 | 2002年5月24日 02:20 PM 更新 |
松下電器産業は5月24日、BS/110度CSデジタルチューナー内蔵ハイビジョンプラズマテレビ「プラズマT(タウ)」の新製品2機種を発表した。ハイビジョンプラズマテレビとしては業界初となる1024階調を実現したのが特徴。
新製品は50V型「TH-50PXS10」(120万円)、42V型「TH-42PXS10」(92万円)の2機種。それぞれ6月1日と6月10日に発売する。
同社独自のハイコントラスト技術「リアルブラック駆動方式」、高輝度化技術「プラズマAI」に加え、新たに「リアルガンマ」技術を装備した新技術「プラズマリアリティ」を搭載した。「リアルガンマ」技術を装備したことで、ハイビジョンプラズマテレビとしては業界で初めて、1024階調を実現した。
またパネル前面のカラーフィルターや蛍光体を改良し、青、赤の色純度を改善。HDTV規格(欧州EBU規格)に近い色純度を実現したという。
プログレッシブ再生機能を装備。I-P変換時の動画のぶれを低減する「3次元プログレッシブ変換技術」を搭載したほか、同社独自のI-P変換技術「デジタルシネマリアリティ」を備え、ノイズやちらつきを抑えたとしている。
BS/110度CSデジタルチューナーを内蔵し、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送の全てのサービスやフォーマットにフル対応した。
インタフェースにIEEE1394×2、SDメモリーカードスロットを装備したほか、5.1chアナログ音声出力も備えている。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | TH-50PXS10 | TH-42PXS10 |
画面サイズ | 50V型 | 42V型 |
アスペクト比 | 16:9 | |
対角サイズ | 1269ミリ | 1056ミリ |
画素数 | 1366×768ピクセル(プログレッシブ:約105万画素) | 1024×768ピクセル(プログレッシブ:約79万画素) |
表示色数 | 1677万色 | |
コントラスト比 | 3000:1 | |
視野角 | 160度 | |
インタフェース | IEEE1394×2、D4×2、S-Video入力×3、ビデオ入力×3、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1、S-Video出力×1、ビデオ出力×1、5.1chアナログ音声出力×1 | |
スロット | SDメモリーカードスロット×1、B-CASカードスロット×1 | |
サイズ | 1413(幅)×980(奥行き)×724(高さ)ミリ | 1223(幅)×890(奥行き)×610(高さ)ミリ |
重さ | 43キロ | 30キロ |
価格 | 120万円 | 92万円 |
発売日 | 6月1日 | 6月10日 |
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