News:ニュース速報 | 2002年5月29日 03:31 PM 更新 |
米Transmetaは5月29日、ユビキタスコンピューティングを実現する「Crusoe1000」構想を発表した。軽量かつ高速・長時間駆動が可能なモバイルPCの開発を目指す構想で、来日中の同社CEO・Matthew R. Perry氏が明らかにした。
「Crusoe1000」構想は、価格1000ドル以下/重さ1000グラム以下/バッテリ駆動時間1000分(16.6時間)以上/CPUの動作クロック1000MHz以上の性能を持ち、Windows XPとワイヤレス接続機能を搭載できるPCの開発が目的。同構想に基づき、Crusoeの特徴である低発熱、超低消費電力・長時間バッテリ駆動を実現する技術をさらに進化させるという。
また同社は日本市場向け戦略「Japan First」を強化する。日本独自のマーケティング活動として、今秋にもポータルサイトを開設する。「次世代のモバイル・ライフスタイル」をテーマに、東京・渋谷のタウン情報やWebカメラ中継といったコンテンツを用意するという。
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[ITmedia]
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