News:ニュース速報 | 2002年5月29日 04:38 PM 更新 |
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)と日本レコード協会(RIAJ)は5月29日、「ファイル交換ソフト利用実態調査」の結果を報告した。それによると、2002年1月時点での国内でのファイル交換ソフトの利用者は、全インターネットユーザーの3%にあたる68.4万人。これまでに利用したことのある人を加えると、ファイル交換ソフト経験者は約145万人になるという。
ACCSによれば、前回の2001年5月の調査に比べ、ファイル交換ソフト利用者は約32万人減少した。ファイル交換ソフトを利用した音楽ファイルのダウンロード数は、前回調査の約4085万ファイルから3000万以上増加し、累積で約7500万ファイルとなった。また、よく利用するファイル交換ソフトは、「WinMX」が79%で最も多く、アップロードされている楽曲の数でも「Napster」「Gnutella」を圧倒しているという。
ACCSとRIAJでは、インターネット上のアンケートサイトを利用し、2002年1月9日〜1月15日の期間に調査を実施。2万1060人から有効回答を得た。また、アップロードされている楽曲数の調査については、毎週水曜日の20時〜21時の時間帯に、任意の楽曲21曲について、調査員が実際にファイル交換ソフトを利用して計測した。
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