News:ニュース速報 | 2002年5月30日 09:25 PM 更新 |
CalderaとConectiva、SuSE、Turbolinuxは5月30日、ビジネス向け統一Linuxディストリビューションを開発すると発表した。有力4社の連合でRedHatに対抗する。
4社は新団体「UnitedLinux」を設立。「UnitedLinux」と呼ぶ中核部分を共同で開発、検証する。4社はUnitedLinuxに付加価値製品とサービスを組み込んでそれぞれ製品化、各社の独自ブランドでUnitedLinuxベースの製品を販売する計画だ。
UnitedLinuxはIBM「eServer」とIntel、AMDの32/64ビットプロセッサをサポート。LSB、Li18nux、GB18030などの標準仕様や英語、ドイツ語、フランス語、日本語、韓国語、スペイン語、簡体/繁体中文などの言語に対応する。
4社が協力することで言語サポートやトレーニングをグローバル展開できる上、多くのアプリケーションやハードウェアの動作確認が行える。統一ディストリビューションの提供で企業へのLinux導入を加速させるのが狙いだ。
UnitedLinuxにはAMDやBorland、Computer Associates、富士通、IBM、Intel、SAPなどが賛同を表明している。RedHatやMandrakeなど他Linuxベンダーの参加も歓迎するという。
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