News | 2002年6月19日 11:34 PM 更新 |
6月19日、ついに「RoboCup-2002」が開幕した。まだ一般公開はされていないのだけど*1、すでに各リーグの予選も始まっているのだ。参加者の熱気が福岡ドームにたぎっている。
これは小型ロボットリーグの試合風景。「BigRed」(コーネル大学)対「RoboRoos」(クイーンズランド大学)。各マシンがとても速いことに注目。1998年ごろまでは人間がリモコン操縦のマシンで戦えばだいたい勝てたのだが、いまでは全く勝てないそうだ。
わたしの期待のシミュレーションリーグはこんな感じ。小さな丸であらわされたプレイヤーが本当に戦略的なサッカーをする。試合中はこういう画面だけど、あとからログをもとにしてもっとリアルな画像でリプレイさせる「ビジュアライゼーション」のプロジェクトもあるのだそうだ。
ヒューマノイドリーグは、今日は概要の説明とASIMOによる模範演技行われた。実際の競技は22日と23日に行われる(20〜21日は公開練習がある予定)。
ASIMOによる模範演技といっても、彼にとっては片足立ちや「歩く」なんていうのはっどういうこともない。やはり注目はPK戦だ。今回はASIMOがもう一人登場、キーパー役を買ってでてくれた。
最後にヒューマノイドリーグ参加者が一堂に会しての記念撮影。
向かって一番右にいるのは、スウェーデンからきた「Murphy」*2。身長2.2メートルを誇る。また、ASIMOの左側にはもうおなじみの「VIKI」もならんでいる。
もうひとつ。Murphyの左手前。パネルと一緒にいるのが、北野共生プロジェクトの「morph 3」である。あの、morphが「3」になったのだ。これについては、このあと開発のチームの方々にお話を伺うことができた。ものすごく楽しい話なのだけど、それはまたこの次。予告編で写真だけ。
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