News:ニュース速報 2002年6月27日 11:56 AM 更新

Windows Media Playerに新たな脆弱性


 米Microsoftは6月26日、Windows Media Player(WMP)に新たに3つの脆弱性が発見されたと報告した。最悪の場合、攻撃者によるコード実行に悪用されることがあるという。

 同社はこの脆弱性を「深刻度=高」に指定、WMP用の累積パッチをリリースした。影響を受けるソフトはWMP 6.4、WMP 7.1、WMP for Windows XP。

 また同日、Microsoft Commerce Server 2000/2002にも攻撃者のコード実行を許す4つの脆弱性が報告されており、こちらも「深刻度=高」に指定されている。Microsoftは同サーバソフトを使うシステム管理者に、ただちにパッチをインストールするよう促している。

関連リンク
▼ Windows Media Player 用の累積的な修正プログラム (Q320920) (MS02-032)
▼ プロファイル サービスの未チェックのバッファにより Commerce Server でコードが実行される (Q322273) (MS02-033)
▼ Microsoft Security Bulletin MS02-032(WMPの脆弱性)
▼ Microsoft Security Bulletin MS02-033(Commerce Serverの脆弱性)

[ITmedia]

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