News:ニュース速報 2002年6月27日 07:26 PM 更新

ISPのセキュリティ・サポートを認定する新制度 ISP協とテレサ協

日本インターネットプロバイダー協会とテレコムサービス協会は6月27日、ISPをセキュリティ対策やユーザーサポートなどの基準で審査し、認定マークを与える「インターネット接続サービス安全・安心マーク制度」を創設すると発表した

 日本インターネットプロバイダー協会とテレコムサービス協会は6月27日、ISPをセキュリティ対策やユーザーサポートなどの基準で審査し、認定マークを与える「インターネット接続サービス安全・安心マーク制度」を創設すると発表した。


安全・安心マーク

 ISPから申請を受け、セキュリティ対策やユーザーサポートなど6つの基準から審査し、基準を満たしたISPに「安全・安心マーク」を与える制度。審査基準は以下の通り。

  • セキュリティポリシーを策定し、監査制度を導入しているかどうか
  • システムのセキュリティレベル
  • トラブル発生時の対応体制
  • ユーザー向けの契約約款などの整備状況
  • ユーザーサポート体制
  • ユーザーに対する周知/啓蒙などの取り組み

 申請は7月中旬から受け付け、9月ごろに認定マークを付与する予定。審査は、両協会が4月に設立したインターネット接続サービス安全・安心マーク推進協議会内に設けた安全・安心マーク審査委員会が行う。同委員会は中央大学法学部の堀部政男教授を委員長として、8人のメンバーで構成した。

 両協会は認定マークを導入することで「ユーザーが安心してインターネット接続サービス利用できる目安を提供したい」としている。

関連リンク
▼ インターネット接続サービス安全・安心マーク推進協議会

[ITmedia]

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