News:ニュース速報 | 2002年7月18日 02:23 PM 更新 |
電力10社が出資するデータ通信会社のパワードコムと東京電力子会社の東京通信ネットワーク(TTNet)、インターネットイニシアティブ(IIJ)、IIJ系クロスウェイブコミュニケーションズ(CWC)の4社が、提携交渉を行っていることが7月18日、分かった。将来の経営統合も視野に入れている模様だ。
パワードコムとTTNetは来春に経営統合する方針を既に表明。これにIIJとクロスウェイブが合流する形になる模様だ。光ファイバーなどインフラに強い電力系とインターネット技術に強いIIJグループが手を組むことで、NTTグループに対抗する狙い。
東京電力は「4社が経営統合に向けた交渉を始めるという話は聞いているが、一部報道のように(経営統合で)大筋合意したという事実はない」とコメント。
パワードコムとIIJは「交渉を行っているのは事実だが、内容について現時点ではコメントできない」としている。
一方TTNetは「IIJから当社に提携交渉を持ちかけられたのは事実。しかし、交渉は行っている事実はない」とした。
パワードコムによると「経営に与える影響が大きいため、今日にも何らかの発表をしたい」としている。
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