News:ニュース速報 | 2002年8月2日 07:03 PM 更新 |
タカラは、ボードゲームのロングセラー「人生ゲーム」の最新作「闘魂伝承 人生ゲーム アントニオ猪木版」を8月7日に発売する。プロレスラー・猪木氏の生き様を反映し、いちいち「ダァーッ!」などと叫ばなければならない過酷なゲームに仕上がった。
ルールは従来の人生ゲームと同じで、ゴールした際の所持金がもっとも多いプレイヤーが勝ち。プレイヤーはまず「闘魂サラリーマン」「闘魂プロレスラー」「闘魂ギャンブラー」「闘魂政治家」といった風変わりな職業を選んでゲームスタート。
ゲーム勝利の鍵は「猪木イズムカード」の使い方。カードには猪木氏の名言と、プレイヤーに対し名言にちなんだ指示が書かれている。例えば名言「国会に卍固め 消費税に延髄斬り」に対する指示は「政治家に転職」、名言「出る前に負けることを考えるバカがいるかよ!」に対しては「強気の姿勢で給料が2倍になる」、名言「人の決めたことに従う必要なんてない!」の指示は「マス目の指示を無効にする」。
さらに必ず止まらなければならない「ビンタマッチ」コマが3カ所で待ち受けている。ビンタマッチは1対1のタイマン勝負。まず止まったプレイヤーがルーレットを回して相手を決める。対戦者の間に「ビンタマッチカード」4枚を置き、向き合って座る。対戦者以外のプレーヤーはルーレットを回し、止まったところに書かれた「ダァーッ!」「元気ですかー!!」「ボンバイエ!」「バカ野郎!!」のいずれか1つを大声で叫ぶ。4枚のカードには各せりふが記されており、対戦者は叫ばれたせりふと同じカードをビンタ(かるた取りの要領)する。
先に取った勝者は猪木イズムカードを引くことができるが、敗者は「出直し修行の聖地“INOKI ISLAND”」にコマを移動しなければならない!INOKI ISLANDから脱出するには、「修行」(座禅、早口言葉、腕立て伏せ、ものまね、指相撲)をプレイヤー自身がリアルにしなければならない。
人生ゲームは今年で34周年を迎える。世相に応じてテーマ性を取り入れてきたが、特定の人物にクローズアップしてゲームに取り入れたのは初めて。
価格は2480円。初年度7万個の販売を見込んでいる。
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[ITmedia]
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