News:ニュース速報 2002年8月2日 08:11 PM 更新

気象庁データをリアルタイム地図表示する「ウェザーアトラス」

アルプス社は、ネットを通じて取得した気象データをリアルタイムに地図上に表示するソフト「ウェザーアトラス」を9月6日に発売する

 アルプス社は、ネットを通じて取得した気象データをリアルタイムに地図上に表示するソフト「ウェザーアトラス」を9月6日に発売する。オープン価格で、実売予想価格は2万5000円前後。


 同社の地図ソフト「プロアトラス」シリーズで使用されている地図データ(約7万5000分の1)上に、時々刻々の気象データを重ね合わせて表示してくれるソフト。気象庁気象業務支援センターに同社サーバが接続、ユーザーのPCがネット経由で同社サーバに接続することでデータを取得する。


 一般的な府県天気予報や週間天気予報に加え、レーダーエコーやアメダス、ひまわりの観測データ、気象FAXで提供されている高層天気図、RSM地上/上層といった数値予報データも取得できる。データを蓄積し、地図上に経過をアニメーション表示させることも可能だ。地震や台風予想図などの防災・緊急情報も利用可能だ。


 データの2次利用は認めていない。スーパーなどの発注在庫管理や気象予報士試験の対策といった用途を想定している。


 価格には1年間のデータ取得料金が含まれる。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

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