News:ニュース速報 2002年8月7日 04:13 PM 更新

「hp AlphaServer」が登場

コンパックコンピュータは8月7日、UNIXサーバ「hp AlphaServer」シリーズ6モデルを発表した。日本ヒューレット・パッカード(HP)とコンパックの営業統合後初の製品

 コンパックコンピュータは8月7日、UNIXサーバ「hp AlphaServer」シリーズ6モデルを発表した。日本ヒューレット・パッカード(HP)とコンパックの営業統合後初の製品。製品名を従来の「Compaq AlphaServer」から「hp AlphaServer」に変更した。


 新製品は「hp AlphaServer DS25」(443万円から)、「同ES45」(900万8000円から)、「同GS80」(1735万5000円から)、「同GS160」(4985万5000円から)、「同SC45」(1億1185万5000円から)の6モデル。CPUをAlpha 21264B(EV68)/1.25GHzに強化したほか、CPUボードに16Mバイトのキャッシュメモリを搭載した。

 また整数演算で928 SPECint2000という世界最高速を実現。浮動小数点演算でも1327 SPECfp2000と業界最高水準を実現した。最上位機種の「hp AlphaServer SC45」は、業界最高水準の最大512CPU、1.28T(テラ)FLOPSまで拡張可能だ。

 両社は米Hewlett-Packerdと米Compaq Computerの合併を受けて、11月1日付けで合併する予定。8月1日には営業部門を統合し、双方の製品とサービスを一本化してユーザーに販売している(7月31日の記事参照)。また米国の新生HPは今後も、AlphaServerの製品開発・サポートを継続する予定で、今年末に最新のAlphaプロセッサ「EV7」を搭載した製品を投入するとしている。

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