News:ニュース速報 2002年8月19日 04:20 PM 更新

日立、「2次元コード」を利用した電子投票方式を考案


 日立製作所システム開発研究所は8月19日、通常のバーコードに垂直方向の情報を加えた「2次元コード」を利用し、候補者情報などを読み取る電子投票方式「2次元コードスキャナー方式」を考案したと発表した。

 候補者の氏名を一覧にした候補者選択用紙に各候補者の情報を2次元コードとして印刷、投票者は専用機器でコードを読み取り、候補者を選択し、ディスプレイで確認した後、投票を行う。

 候補者の人数に合わせて用紙の大きさを自由に調節でき、候補者数が多くてもスクロールなどを行わずに、常に候補者情報を一覧表示できる。

 2次元コードを利用することで、選挙ごとに設定変更の必要がなく、用紙に印刷するだけで準備が完了するとしている。またディスプレイに選択された候補者名など最低限の情報を表示するだけでよく、投票装置をコンパクト化することができるという。

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