News:ニュース速報 | 2002年8月20日 04:02 PM 更新 |
ソフトバンクの孫正義社長は8月20日、ADSLサービス「Yahoo!BB」について、イー・アクセスが「Annex.Aは収容局距離が2キロ以上になると著しく転送速度が落ちる」などと誤ったデータを示して営業を妨害したとして、イー・アクセスを相手取った訴訟準備を進めていることを明らかにした。
Yahoo!BBのインフラを担当するビー・ビー・テクノロジー社長を兼任している孫社長は、「イー・アクセスが提供したもっともらしいグラフが新聞や雑誌などで引用され、今でも同社Webサイトに掲載されている。2キロ以上で著しくスピードダウンする例はない。Yahoo!BBの80万ユーザーのデータが実証している」と述べ、イー・アクセスが誤ったデータを使ってYahoo!BBの営業を妨害したと主張している。
被告が法人としてのイー・アクセスになるのか、同様の意見を述べてきた同社CTOの小畑至弘取締役になるのか、あるいは両者になるのかは検討中としている。また損害賠償請求など訴訟の具体的内容も今後決めるという。
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[ITmedia]
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