News:ニュース速報 2002年8月23日 02:24 PM 更新

GIGABYTE製KT400マザーが登場 バーテックスリンク

VIAの最新チップセット「KT400」搭載マザーがGIGABYTEから登場

 バーテックスリンクは8月23日、台湾VIA TechnologiesのKT400チップセットを搭載した台湾GIGABYTE製Socket Aマザーボード「GA-7VAXP」を発売した。オープン価格で、実売予想価格は1万6000円前後。


 「GA-7VAXP」は、VIAの最新チップセット・KT400(サウスはVT8235)を搭載したATXマザーボード。ノースブリッジ−サウスブリッジ間を結ぶインタフェースに独自の「V-LINK」を高速化した「8X V-LINK」を採用。KT333の倍となる533Mバイト/秒のデータ転送を実現した。

 メモリスロットはDDR SDRAM(PC2700/2400/2100)×3(最大3Gバイト)。KT400の正式サポートはPC2700までだが、PC3200も動作確認が取れ次第サイトで公開するとしている。

 拡張スロットはPCI×5、AGP×1。AGPはAGP 8xに対応し、ノースブリッジ−AGP間のデータ転送速度が現行の倍の2.1Gバイト/秒に高速化している。

 インタフェースはUSB2.0×2。付属ブラケットによりUSB2.0×4、IEEE 1394×1、光デジタルオーディオ出力×1も拡張できる。またUltra ATA/133に対応したほか、AC97オーディオコーデックと10/100BASE-TXをオンボード搭載する。


 また845Eチップセットを搭載した台湾ABIT製Socket 478マザーボード「IT7-MAX」を同日発売した。オープン価格で実売予想価格は2万7000円前後。

 「IT7-MAX」は、845Eチップセットを搭載したATXマザーボード。FSB 533MHzをサポートする。ICH4を採用し、USB2.0に対応した。

 また次世代ATA規格「シリアルATA」(2001年8月の記事参照)に対応。Ultra ATA/133を上回る高速データ転送が可能だ。Ultra ATA/133対応RAID機能もオンボード搭載した。

 メモリスロットはDDR SDRAM(DDR266/200)×3(最大2Gバイト)。拡張スロットはPCI×4、AGP×1を備える。インタフェースはUSB2.0×6(最大10ポートまで増設可能)、IEEE 1394×2。5.1chサウンド機能と光デジタルオーディオ出力も備えた。

 AC97オーディオコーデックと10/100BASE-TXをオンボード搭載する。

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