News:ニュース速報 2002年8月23日 06:27 PM 更新

トミカ博が始まった

トミーのミニカー「トミカ」が大集合したイベント「トミカ博2002」が8月23日、東京・池袋の池袋サンシャインシティで始まった

 トミーのミニカー「トミカ」が大集合したイベント「トミカ博2002」が8月23日、東京・池袋の池袋サンシャインシティで始まった。


 今回のテーマは「小さな、小さな、大モーターショー」。テーマ展示ゾーンでは国内自動車メーカー10社のブースを設け、各メーカー車のトミカを展示している。会場内にはトヨタF1カーの実車なども展示されている。


ちゃんと光岡も。


AE86藤原とうふ店モデル

 また自分で選んだパーツで専門職人(カシメマンという)がオリジナルトミカを組み立ててくれる「トミカ組み立て工場」、トミカやプラレールが置かれた広場で自由に遊べる「プレイランドゾーン」も。もちろん会場限定の特製モデルを購入できるショップゾーンも人気だ。


大がかりなプラレールのコースに大喜び

 会場までの道行き、“大人買い”の結果と思われるトミカの袋を持ってニヤニヤしている“大きなお友達”がいたりしてちょっと不安だったが、会場内に入れば夏休み中ともあって子どもたちで大にぎわいだ。


会場が会場だけに「こんなところにも大手サークルの行列か!?」とか思ってしまいましたが、それはウソですが、これは大人気「トミカ組み立て工場」の順番待ち

 トミカは1970年、「ブルーバードSS」など6車種でスタート。30年以上にわたって約580車種・累計4億6000万台以上が販売された玩具の大ベストセラーだ(歴代1位は「日野はしご消防車」の約220万個)。

 トミカ誕生の原動力となったのは、同社の富山允就名誉会長の「国産車を国産ミニカーに」という「夢」だった。そして名前は「トミーのカー」ということで「トミカ」と名付けられた。会場ではしゃぎまわる子どもたちを見る限り、富山会長の「夢」は正しかったのだ。

 対照的にマインドも含めて冷え込みが続くIT業界。「それで今度は何GHzですかあ」とか、「もう某社の開発コードネームは覚え切れないッスよ」とか、画期的な新製品を前にして「これは歴史だ!」「いや、ただのパソコンだ」とか、どうもそんなぼやきが多い。それでもZDNetは「Believe in Technology」、これからも「トミーのカー」のような夢を探そう。と思ったりもした。

 限定モデルを例によって大人買いし、首からデジカメをぶらさげながら袋の中をのぞき込んでいた記者はたぶん、さっき見た大きなお友達とそっくりだった。

 「トミカ博2002」は池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階展示ホールAで9月1日まで開催。時間は午前10時−午後5時。料金は中学生以上が800円、小学生以下が600円、2歳以下は無料。有料入場者にはもれなく記念トミカがプレゼントされる。サンシャインシティ内にはナムコのテーマパーク「池袋餃子スタジアム」やプラネタリウム、ラッコの水族館もあります。夏休み最後のお出かけにぜひぜひ。


今回の戦利品の一部。入場記念にもらえるホンダ「TN 360」と「全国ご当地シリーズ 京都」の抹茶クッキー付きトミカ、トミカどらやき

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▼ トミカ博2002

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