News:ニュース速報 | 2002年9月5日 09:46 AM 更新 |
米Microsoftは9月4日、ハリウッドでイベントを開き、「Windows Media Player 9 Series」のベータ版のリリースを発表した。ベータ版は英語版だが、年内に日本語版を含む26カ国語版をリリースするとしている。
Windows Media Player 9では音楽再生の開始にかかる時間の短縮など、性能スループット面での最適化が図られている。パーソナルメディアライブラリの検索能力もアップし、1万曲のコレクションの検索が可能となった。またオーディオ/ビデオライブラリに対し、既存のバージョンより5000%高速にアクセスできるようになっているという。
ほか、新機能として、プレーヤーをタスクバー上に縮小化しながら必要なボタン等にすぐにアクセスできるようにした「Mini-Player Mode」、現行のプレイリストにコンテンツをすぐに追加できる「Queue It Up」機能、ピッチやトーンを変えずにオーディオ/ビデオ再生のスピードを変えられる「Variable Speed Playback」機能などが提供されている。
ベータ版(英語版)のダウンロード提供は米太平洋時間の4日午後6時(日本時間5日午前10時)からwindowsmedia.comで開始。同ベータ版はWindows 98 SE/ME/2000に対応する。
Windows Media Player 9はMicrosoftの新メディアプラットフォーム「Windows Media 9 Series」の主要コンポーネント。
Microsoftはこの発表と併せて、エンターテイメント、家電、ソフト、ハード、サービスなどの分野の60社以上から、Windows Media 9 Sereisの支持を取り付けていると発表した。→詳細記事
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