News:ニュース速報 | 2002年9月5日 10:53 AM 更新 |
Intel、IBM、Microsoftなどのコンピュータ関連企業10社は9月4日、業界組織「PC Migration WorkGroup」の設立を発表した。古いPCから新しいPCへ、エンドユーザーのデータとカスタム設定を移行する作業の改善にあたるという。法人およびコンシューマーが使うPCに関して、アップグレード作業の迅速化と簡易化を促すことが狙い。
現状では、新たなPCを購入すると、古いマシンからデータや電子メール、アドレス情報、ブックマーク、個人設定などを移すのに数日かかってしまう。こうした移行にかかる時間を極力短くすることがPC Migration WorkGroupの目標。
同組織は短期的には、現状で手に入るマイグレーションツールに対する認知を高め、その普及を促す活動にあたると共に、ユーザー環境の移行を容易にするための独立ソフトベンダー向けのガイドラインを策定する。長期的には、移行作業をシームレスにするためのツール/プロセスの作成に注力する。
さらに詳しい情報はPC Micration WorkGroupのホームページ(www.pc-migration-wg.com)で提供している。
今回同組織の設立に加わったのは、上記3社のほか、Altiris、Detto Technologies、Eisenworld、Laplink、Miramar Systems、Symantec、Tranxitionの各社。
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[ITmedia]
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