News:ニュース速報 | 2002年9月10日 10:38 AM 更新 |
米カリフォルニア州サンノゼで9月9日、Intel Developer Forum Fall 2002(IDF)が開幕、Intel社長兼COOのPaul Otellini氏は基調講演の中で、年末商戦向けデスクトップPCの目玉として投入予定の3GHz版Pentium 4が、1プロセッサで複数のプログラムスレッドを並行処理するHyper-Threading対応になると発表した。
Pentium 4はすでに2.8GHz版が出荷済みで、来月には3GHz版が投入されるといわれている。製品名は従来のPentium 4と区別し、Intel Pentium 4 Processor with HT technology(日本名はHTテクノロジ インテル ペンティアム 4 プロセッサ)となる予定。
また久々に行われた高クロック動作のデモンストレーションでは、0.13ミクロンプロセスのNorthwoodコアで4.68GHz動作のデモンストレーションも実施された。
このほか、802.11aとbを両方サポートし、システム全体の省電力も推し進めたBaniasプラットフォームのデモンストレーションや、メモリやI/Oハブとの接続パスまでを含めたシステム全体のセキュリティ対策を行う「LaGrandeテクノロジ」の計画発表も行われている。LaGrandeテクノロジでは、ハードウェアプラットフォームレベルで、認証や暗号化などのセキュリティ機能が図られる。
関連リンク[本田雅一, ITmedia]
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