News | 2002年9月12日 10:52 PM 更新 |
9月12日、サンリオとNECインターチャネルがCD-ROMソフトの製作/販売で提携した。サンリオはNECインターチャネルが持つPCショップや一般玩具店などの販売チャネルを活用し、エデュテインメントソフト「サンリオPCシリーズ」の拡販を目指す。
今回の契約の第1弾として、10月4にNECインターチャネルより、“エデュテインメントソフトの金字塔”と呼ばれる「サンリオスーパータイニーパークシリーズ」や、新製品のデスクトップアクセサリー「アクセサリーBOX ドリームコレクション」など8タイトルが発売される予定。NECインターチャネルでは、サンリオPCシリーズの販売目標を年間10万本としている。
NECインターチャネルというと、一部ユーザーは「センチメンタルグラフティ」など美少女恋愛ゲームを連想するかもしれないが、同社はエデュテインメントソフト分野にも力を入れている。知名度は美少女ゲームほどではないが、ディズニーの「プーさんはじめてのABC」「101匹わんちゃん アニメーションストーリーブック」などはNECインターチャネルの取り扱いである。今回のサンリオとの提携に関しても、「子どもから大人まで、幅広い層に優良なコンテンツを提供できる」とメリットを語る。
サンリオは、1995年にエデュテインメントソフト分野に参入。これまで、「ハローキティ」に代表されるサンリオキャラクターを利用したPCソフトを52タイトル(自社制作、ライセンス制作合計)リリースしている。累積の売上本数は80万本。また、富士通やNECのPCにはこれまで、約850万本がバンドルされたという。
10月4日発売予定タイトル | |
サンリオ タイニーパーク VOL.1―4 | 各1980円 |
サンリオ スーパータイニーパーク VOL.1―3 | 各3800円 |
サンリオ アクセサリーBOX ドリームコレクション | 3800円 |
[中村琢磨, ITmedia]
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