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2002年9月12日　03:40 PM 更新

ヤマハ、MP3ミキシングレコーダを発売

ヤマハの「サウンドスケッチャー」はシンプルなマルチトラックレコーダ感覚で多重MP3録音が楽しめる

　ヤマハは9月12日、MP3ミキシングレコーダ「サウンドスケッチャーSH-01」を11月1日に発売すると発表した。ネットで募ったユーザーの意見を盛り込み、シンプルな操作でMP3録音が可能。専用Webサイト限定販売で、初年度の出荷予定は2万台。ネット価格は3万9800円。

　“ラジカセ感覚でレコーディングが楽しめる”がコンセプト。200（幅）×133（奥行）×34（厚さ）ミリのコンパクトボディにステレオマイクを内蔵し、「録音」「停止」などシンプルなボタン操作で録音が行える。録音したギターの伴奏を聴きながらボーカルを重ねる、といったマルチトラックレコーダ的な多重録音も可能だ。

　内蔵マイクに加え、外部マイクやエレクトリックギター・ベース、キーボードなどから直接入力できる「INST」端子や、管楽器用ピックアップマイク入力に対応する「MIC」端子、CDやMDをソースに使える「LINE IN」端子を備えた。デジタルエフェクト64種類、ボーカルキャンセル機能、専用エフェクトをWebサイトからダウンロードできるアドオン機能も備えた。メトロノームとギターチューナ機能も持つ。

　録再ファイル形式はMP3とWAV。サンプリング周波数は44.1KHz、MP3のビットレートは64−192bps。データはスマートメディアに記録する。128Mバイトタイプ/192Kbpsで最長約85分の録音が可能だ。USB端子も備え、PCにデータを転送できる。

　新製品は、同社ポータル「ミュージックイークラブ」で一般ユーザーから商品アイデアを募集。160件の要望が寄せられ、一部は製品に反映された。

　販売は専用Webサイト限定となる。予約は10月1日から受け付ける。

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